財布に馬券

馬券おじさんの記録

拾い屋。

よくやってしまうのが、競争除外で返還馬券となり、確定後払い戻ししよっと思ってても、レース直後、あ、外れたーとなると、つい馬券を捨ててしまう。これまで何回捨てたものか。
ということで、昔から、競馬場や場外には拾い屋という輩が生息していた。私のような間抜けの捨てた返還馬券や、勘違いして捨てた当たり馬券を、床や地面に落ちているものや、最近はマナーがよくなり少ないが、ゴミ箱をあさっている人たちである。最近は、発売機の取り忘れを狙うのもあるようだ。
経済用語で、トリクルダウン理論というのがあるが、要は富めるものがより富めば、そのおこぼれで、貧乏人も富むのだという金持ち優遇策のこじつけ理論だが、この拾い屋さんもその理屈でいけば、馬券売上げが久々に3兆を超えたので、潤ったかというとそうはいっていない。馬券そのものが少なくなっているからだ。
その昔、買い目ごとに窓口が別れてた頃は知らぬが、今のように馬券1枚で複数の買い目、しかも高額でも買えるようになる前は、ものすごい数の馬券の数になるので、あのゴール板前の馬券の紙吹雪の光景がよく見られたが、今や昔。さらに、ここ数年のデジタル化で、紙としての馬券すらなくなろうとしている。
馬券の話もいつか書こう。